江戸更紗は何枚もの型紙を使用します。
10~20枚が平均でしょうか。
そして現在は更紗の型を彫る事の出来る職人さんも少ないようです。
型紙は染めるための道具であり、消耗して壊れて行きます。
江戸更紗を残すため二葉苑では自分たちで型を彫る事もあります。
今日お見せするのは最近彫り上がったものです。
彫り上がったらまずは試染。
同じ色でも濃さと、強調する場所でここまで変わります。
初めての仕事を終えた17枚の型紙達。
そして目引き、柄の上から引き染めをします。
こうして新たな柄はデビュー、これから活躍してくれるのを期待ですね。