明日まできもの祭、教室作品展を開催中です。
近江縮(綿)の着尺に麻の染帯、夏のコーディネイトです。
会期中、たくさんのお客様に足をお運びいただきありがとうございます。
その中でお客様が以前に弊社で染めさせていただいた着尺をお持ち下さいました!
お客様のお母様の着尺を染直しさせていただきました。
こちらの着尺の仕立て上がり、どうなっているかお分かりになりますか?
抜染で二葉苑の柄を付けました。(白い線画の部分)
そして身丈の足りない分を
胴の部分に別生地を足してお仕立てされています。
着た時にその部分は見えません。
こうして古いきものが生まれ変わりました。
新しい生地を染めるばかりでなく、思い出の品を染めかえて新しく生まれ変わらせる事の出来るのも染屋の醍醐味です。
もしお手元に気になるお着物をお持ちでしたらば是非ご相談下さい!