自分で染める市松柄 その③

第3弾です。

本日は・・・マスキングで部分付けも可能。どう変わる?です。

20195910215.jpgマスキング、つまり全面に柄をつけず、市松を部分的のつかないようにすることです。

市松をつけるのは、防染糊(染料がつかないように糊をつける)です。

ややこしいですね。

つまり、市松をつけなかった部分は糊が付いていない。

なので、その部分は無地で色をのせられるということです。

 

スタッフの下手な絵で申しわけあろませんが。。。

左のイラストは左が染める前、左が染めた後のイメージです。

※複雑なマスキングは時間もかかるため、お受けできません。ご了承ください。

 

 

201959102448.jpg半巾帯にした時にどうなるのか。

もちろん、全面に柄をのせても色を変えたりすることでリバーシブルに使えます。

無地場を作るとよりいっそう雰囲気が変わりますね。

着物や浴衣に合わせて楽しめます♪

 

 

 

 

20195910280.jpgでは名古屋帯に仕立てたらどうなるのか?

左のイラストのように、オタイコの端の無地場があると抜け感がでていいですね。右はポイントで柄をのせた例です。

市松柄を控えめ~に、と思ってる方にはおすすめです。

※出る柄の幅を変えたりするのは、手間がかかるため、2ヶ所までとさせていただきます。また、弊社の通常の寸法になります。ご指定がある場合はお知らせ下さい。(生地のより多少の伸縮があります。ご了承ください。)

 

201959103558.jpgそして浴衣に仕立てるとどうなるのか?です。

全面に市松柄はうるさすぎるわ~、とお考えの方におすすめです。

無地で縦にラインが入るので、シャープにもなりますね!

また、左のイラストのように仕立ての時に柄の順番を変えると、また違うものになりますよ!

いろいろできて、迷っちゃいますね。

 

最後に、マスキングして染めたサンプルを載せておきます。参考になると嬉しいです。

20195912955.jpg201959121020.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

左はおオタイコになる部分です。右は無地場が多め、無地場と柄で違う色に。半幅帯に良さそうですね。

 

201959121114.jpg201959121135.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

左は大人っぽく、モノトーンで。浴衣、半巾、名古屋、どれでもかっこ良くなりそうです!

右は思いっきりオリンピック、そしてJAPANを意識。名古屋、半巾、タペストリーにしても素敵ですね。

 

市松あれこれ、すでにお腹いっぱいかもしれませんが、まだ続きます (^_^;)

よろしくお願いします♪♪

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